こんにちは、西武線カレーマップです。
『キッチンカーから始まったカレー』がカフェレストランを構えた──その言葉に惹かれて訪れたのが「Forest by Tiny May」。
同店はもともと2021年、東久留米市でシェアキッチンの「カフェ・タイニー・メイ」として始まり、キッチンカーでの営業は現在も続けています[1]。
そして2022年9月からは、台湾料理店「Forest」の跡地に実店舗として営業を開始したそうです[2]。
清瀬駅南口から徒歩わずか2分。夕暮れ時の18時ごろに到着すると、あたたかな光と店内のウェルカムボードに迎えられました。


黒板に並ぶ3種類のカレーからチョイス
入店後、まず目に飛び込んでくるのが、カウンター後ろに掲げられた黒板メニュー。
おしゃれな筆文字で、カレーやドリンクがずらりと並びます。


選べるカレーはポーク/バターチキン/牛すじの3種類。ご飯はS〜XLまでサイズを選べるスタイル。
トッピングはチーズか目玉焼きのシンプル2択。
今回は迷わず牛すじカレーを選択。ご飯はLサイズ(¥1,000)、さらに目玉焼き(¥100)をトッピングしました。
牛すじとにんじんが共演するカレーライス実食
混み合う時間帯だったこともあり、提供は注文からおよそ30分後。
大きめの皿に盛られた欧風寄りのスパイスカレーは、Lサイズらしいたっぷりのボリューム。
まずは実食。
牛すじはごろごろと贅沢に入り、口に含むとやわらかく、ほろりとほどけます。
添えられたにんじんも驚くほど甘く、煮崩れる直前のやわらかさ。
きっと清瀬産のにんじんかも…と心の中で想像がふくらみました。


ちなみに清瀬市は、東京都内でにんじんの収穫量が最も多い地域として知られています。[3]
清瀬市の資料によれば、都内で生産されるにんじんのおよそ3割を清瀬が占めるとのこと。
まさに“地元ならではの甘みと香り”が、この一皿の印象をぐっと引き上げてくれます。
ルーは辛め。スパイスの香りが後からじわじわ広がり、甘さの余韻をすぐに追い越していきます。
ご飯の量に自信がある方は、XLを選ぶのも良さそう。
トッピングの目玉焼きは半熟で、辛さをまろやかにしてくれる頼れる存在。
黄身を絡めながら食べ進めると、また違った表情を見せてくれます。
副菜は新鮮サラダでした
サラダはカレーの提供前に出てきましたが、ボリューム満点。
フライドオニオンがアクセントになったオニオンソース仕立て。
甘味・酸味・塩味のバランスが心地よく、カレーを待つ時間も嬉しい一皿です。
添えられた福神漬けはオーソドックスながら、スパイシーなルーとの相性は抜群。
辛さに追われる口の中を一度リセットしてくれます。
夜カフェの魅力
店内はカフェらしい温かみがありながら、どこかバーの名残を感じる空間。
壁際には楽器も並び、音楽好きの店主の世界観が伝わってきます。
休日にはセッションイベントが行われる日もあるそうです。

家庭的、そして非日常な一皿
平日は夕方までの営業ですが、休日は夜の柔らかな灯りに包まれた雰囲気がとても心地よいお店でした。
一口ごとに「おうちカレー」の温かさを感じさせながらも、食べ進めると確かに別世界へ連れて行ってくれる──そんな不思議な満足感があります。
土日の夜には仲間や家族とお酒を片手に、ゆったりと語らうのにぴったりのお店でした。
参考文献
- Forest by Tiny May 公式インスタグラム Instagramリンク
- 号外ネット 東久留米市・清瀬市「【清瀬市】清瀬駅南口にある、『Forest by Tiny May(フォレスト バイ タイニー メイ)』へ行って来ました。」 記事リンク
- 清瀬市「清瀬の農業」資料 ― 東京都内ダントツ1位のにんじん生産量 PDF
店舗情報
- 店名:Forest by Tiny May(フォレスト バイ タイニー メイ)
- 住所:東京都清瀬市松山1丁目27−6
- アクセス:西武池袋線 清瀬駅から徒歩2分
- 営業時間:
- ・月・火・木:11:30〜16:00
・土・日:12:00〜16:00/18:00〜22:00 - 定休日:水曜・金曜(最新情報は公式Instagramをご確認ください)
- インターネット
- Instagram:https://www.instagram.com/cafe_car_tiny_may/
X:https://x.com/cafe_may
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