【西武線カレーマップNo.53】池袋「サンマルコ」で味わう、揚げたて海老フライとヨーロピアンカレー

池袋

この日、池袋の街で出会ったカレー

こんにちは、西武線カレーマップです。
本日訪れたお店は、池袋駅の東武百貨店にある「サンマルコ東武池袋店」。

カウンター席でさっと食べられるスタイルは、「駅そば」ならぬ「駅カレー」と呼びたくなるような雰囲気です。
今回は、揚げたての海老フライをのせたカレーと、スパイスや黄桃など豊富な味変を楽しんできました。

この記事でわかること🔍
・サンマルコが掲げるヨーロピアンカレーと、ルーへのこだわり
・海老フライカレーの味わいとボリューム
・スパイスや黄桃など、サンマルコならではの味変と付け合わせ

東武百貨店の地下で見つける「駅カレー」

西武線池袋駅から東武百貨店まで、地下側の改札口を通過し、地下道を歩いて向かいました。
お店があるのは、東武百貨店池袋店プラザ館の地下2階で、天候不順に悩まされることなく行く事ができます。
なお、東武百貨店には本館と中央館があるので、初めて訪れる方は注意です。

地下2階へ向かうエスカレーターを降りると、すぐ目の前にサンマルコがあります。

11時45分ごろにサンマルコへ到着すると、すでに満席。
店頭には4人ほど並んでいました。
カウンター10席ほどのコンパクトなお店ですが、イートインだけでなく、お弁当を買いに訪れる人も次々とやってきます。

ちなみにプラザ館の地下2階には、レトルトカレーを本棚のように並べた北野エースの「カレーなる本棚®」もあります。

この陳列方法は、2009年に東武池袋店で始まったものだそうです。カレー好きなら、こちらもつい立ち寄りたくなります。

ちょいスパ|大阪生まれのヨーロピアンカレー

サンマルコは1983年、大阪で誕生したヨーロピアンカレー(欧風カレー)の専門店です。お店では「日本のカレーのルーツである欧風カレー」をコンセプトに掲げ、20数種類のスパイスをはじめ、野菜やフルーツなどの素材を組み合わせたカレーを提供しています。1号店を開いた当時、周辺にはインド風カレーのお店が多く、サンマルコは欧風カレーという方向から独自の味を築いてきたそうです。
ところで、カレーと聞くとインドを思い浮かべますが、なぜ「日本のカレーのルーツ」が欧風カレーなのでしょうか。日本のカレーライスの歴史をたどると、この言葉の意味が少し見えてきます。
参照:
・サンマルコ公式「こだわり」
・“外食”・“デリバリー”、本格志向の傾向

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高級感のあるメニューから海老フライカレーを注文

10分ほど待つと席が空きました。
各席にはメニュー表が備え付けられています。

表紙は少し高級感のあるデザインで、カウンター形式のお店との組み合わせが印象に残ります。
メニューには定番のビーフカレーやハヤシライス、ナスビカレー、海老を使ったカレーのほか、限定メニューや各種トッピングもあります。
今回は海老フライカレー(¥1,050)を大盛りで注文しました。

海老フライは注文を受けてから揚げるため、提供まで5分ほどかかるとのこと。
その間にも後ろの列はどんどん伸び、気がつけば15人ほどが待っていました。さらにテイクアウトのお弁当を買いに訪れる人もいます。

それでも、店員さんたちが揚げ物、カレー、お弁当を手際よくこなしながら次々と料理を提供していて、待っている間に慌ただしさを感じることはありませんでした。

揚げたて海老フライと濃厚なシーフードカレー

ほぼ案内された時間どおりに、海老フライカレーとキャベツの酢漬けが提供されました。

海老フライは大きめのものが3本。

揚げたてが3本並ぶと見た目にも存在感があり、大盛りにしたご飯と合わせるとなかなかのボリュームです。

カレーは、海老を使ったシーフード系のルー。
お店では、海老をボイルし、ピリッとしたアメリケーヌソースで濃厚な味わいに仕上げたシーフードカレーと紹介されています。
実際に食べてみると、海老を思わせる独特の旨みと風味があり、ご飯が進みます。

揚げたての海老フライとの組み合わせも相性バッチリ。
サクサク食感の海老フライの味わいをカレーとフライの両方から楽しめる一皿でした。

ご飯大盛りに海老フライ3本、食べ終わる頃にはお腹いっぱいです。

付け合わせのキャベツの酢漬けは、どこか懐かしさを感じる味わい。
カレーの合間に食べると口の中がさっぱりします。

ちょいスパ|アメリケーヌソースとは

アメリケーヌソースは、海老やカニなどの甲殻類の旨みを生かしたフランス料理のソースです。「アメリケーヌ」はフランス語で「アメリカ風」という意味で、海老などの殻を炒め、香味野菜やトマト、白ワインなどを合わせて仕上げることで、甲殻類の香ばしさと濃厚な旨みを引き出します。魚介料理との相性が良く、今回のサンマルコでもシーフードカレーに使われていたそうです。
参照:
・ 辻調理師専門学校「ソース・アメリケーヌ」

・貝印「えびのアメリケーヌソース」

独自視点:スパイスから黄桃まで、味変の選択肢が面白い

今回、特に印象に残ったのが味変の豊富さです。
そのまま食べても十分楽しめますが、個人的には卓上のスパイスミックスを加えた味が特に好みでした。

ルーに香りとスパイス感が加わり、シーフードの旨みがまた違った表情になります。
さらに辛さが欲しい場合には、スタッフにお願いするとハバネロも用意してもらえるようです。

付け合わせには、レーズン、落花生、黄桃、キュウリ漬けなども並んでいます。

なかでも気になったのが黄桃。
カレー店の付け合わせとしてカットした黄桃が置かれているのは、私は初めて見ました。
カレーの途中に食べると、ルーとは異なる甘さが加わります。
最後に食べれば、ちょっとしたデザート感覚の口直しにもなります。

スパイスで香りを足したり、漬物で口を整えたり、レーズンや黄桃で甘さを加えたり。
一皿の途中で、自分なりに味の変化を作れるのがサンマルコの面白さでした。

ちょいスパ|日本のカレーはイギリス経由のカレー粉から始まった

カレーのルーツをたどると、インドでは古くからスパイスやハーブを使ったさまざまな料理が食べられてきました。その料理文化をイギリスが持ち帰り、現地で試行錯誤される中で、あらかじめ複数のスパイスを調合した「カレー粉」が誕生します。そして明治初期、そのイギリス式のカレーが日本へ伝わりました。日本ではさらに独自のアレンジが加わり、ご飯と一緒に食べる現在のカレーライスへと発展していきます。つまり、カレーそのもののルーツをたどればインドですが、日本で親しまれてきたカレーライスは、イギリスを経由して伝わったカレーにつながっています。
こうして歴史をたどると、サンマルコが「日本のカレーのルーツであるヨーロピアンカレー」を掲げている背景も見えてきます。
参照:
・農林水産省「大好きなカレーの秘密を徹底解剖!」
・農林水産政策研究所「カレー考」
・農林水産省「海軍カレーのはじまり」

池袋駅で気軽に立ち寄れる、工夫の詰まった一皿

忙しいお昼時でも、カウンター形式で次々とカレーが提供されていくサンマルコ東武池袋店。
気軽に立ち寄れるカレー店で、駅構内の立食い蕎麦屋を彷彿とさせる形態ですが、揚げたての海老フライ、シーフードの旨みを感じるカレー、そして豊富な味変まで、一皿を楽しむための工夫が随所にありました。

定番のビーフカレーやハヤシライス、ナスビカレー、限定メニュー、それぞれこだわりのルーは是非味わってみたい。
トッピングなど、今回とは違う組み合わせも気になります。
池袋駅で少し時間が取れたとき、また立ち寄ってみたいお店です。

ごちそうさまでした。

おすすめの人
・ルーにこだわった「サンマルコ」のヨーロピアンカレーを楽しみたい方
・揚げたての海老フライとシーフードカレーを一緒に味わいたい方
・スパイスや黄桃など、味の変化も楽しみながら食べたい方

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店舗情報

住所:東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店池袋店 プラザ館B2F
アクセス:西武池袋線 池袋駅から地下道経由で徒歩圏
営業時間:10:00~20:00(L.O. 19:30)
定休日:東武百貨店 池袋店に準ずる
支払い方法:現金・クレジットカード・コード決済など(東武百貨店の取扱いに準ずる)

インターネット情報:
・サンマルコ 東武池袋店 公式ページ
・東武百貨店 サンマルコ店舗ページ
・Instagram(グループ公式)
・X(グループ公式)

営業時間・定休日などは変更される場合があります。来店前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

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