【西武線カレーマップ No.12】下井草「DALIN」で挑む、6種彩りプレート×ダール×サンバルの方程式

スポンサーリンク
カレー屋 一覧
スポンサーリンク

この日、下井草・井荻の街で出会ったカレー

こんにちは、西武線カレーマップです。
今回は下井草駅から徒歩4分、井荻駅からだと徒歩8分ほどにある南インド料理のお店「DALIN」さん。
落ち着いた住宅街の一角にあり、ドアの横に飾られたインド国旗が目を惹くお店です。

お店を知ったきっかけは、インスタグラム[1]で見かけた一枚の写真でした。
色とりどりの副菜が並ぶプレートは見た目にも美しく、「健康的な食事」という言葉が自然と浮かびます。

下井草という穏やかな街の雰囲気もあり、どこか体に優しいランチが食べられそうな予感。
そんな期待を胸に、11時半ごろにお店を訪れました。

この記事でわかること🔍
 ・南インド料理が初めてでも楽しめるDALINプレートの楽しみ方
 ・【西武線カレーマップ独自目線】おすすめの組み合わせ
 ・落ち着いて過ごせる店内の雰囲気

看板と黒板で始まる、DALINの授業

お店の外では、プレートの写真とともに店長さんが描かれた立て看板が出迎えてくれます。
さらに入口横の黒板には、その日のプレート内容や副菜の説明が丁寧に書かれていて、まるで小さな授業を受けてにきているような気分。


「今日はどんなスパイスの組み合わせにしようかな」と、入店前からワクワクしながら学びたくなる演出が印象的でした。

バーのような落ち着いた店内

お店は、もともと夜は「Bar Otonari」として営業している空間です。
昼営業ではカレー店として営業する、いわゆる「間借り営業」のお店です。

この日は開店直後の時間だったこともあり、店内には私一人。
席に案内されると、木の温もりを感じるカウンターが心地よく、ほっとひと息。
店主の方とも少しお話をすることができ、ゆったりとした時間が流れていました。
一人でも入りやすい落ち着いた空気感で、静かに食事を楽しみたい人にはぴったりのお店だと思います。

ダールと副菜が彩る、DALINの看板プレート

今回注文したのは、お店の看板メニューでもあるダーリンプレート(¥1,700)
さらに、ライスの大盛り(¥300)に、思い切ってサンバル(¥400)を追加しました。

店長さん、手際よく準備をしてくれて、私の好みに合わせてパクチーの量を調整してくれるのが嬉しいポイント。
お願いしてから10分程度でプレートとサンバルが提供されました🍛

プレートの中心には「ポンニライス」と呼ばれるライスがあり、その周りをさまざまな副菜が囲む南インドスタイルです。(大盛り分のライスは別のお皿で提供していただきました)。
ライス周囲には、緑豆のポタージュダール」が添えられ、この2つをベースに味を整え、そこから副菜を足して自分好みに仕上げていくのがこのプレートの醍醐味。
また、緑豆ベースのふりかけボディ」は香ばしさと食感を、パクチーは香りと彩りをそれぞれ添えてくれます。

周囲には6種類の副菜が並び、右から順に

  • ラッサム:消化吸収のサポートに特化したミックススパイス
  • カリー:スパイスをふんだんに使ったヴィーガンカリー
  • フムス:中近東発祥の豆料理
  • プリセリ:ヨーグルトとココナッツのペーストを軽く火入れした料理
  • ポリヤル:大豆ミートに香味野菜や香ばしい豆とスパイス、ココナッツを加えた炒め物
  • ピックル:スパイスオイルのお漬物

こうして並んだプレートを見ると、どこから食べるか少し迷うほど。
まさに「嬉しい悩み」です。

詳細は各席にある「プレート内容が書かれたお品書き」で確認できます。

 「どの組み合わせが好き?」と試しながら食べる楽しさがありました。

【カレーマップ独自視点】自分の“黄金比”を見つける楽しさ

まずはダールをライスと一緒に実食。

やさしい味わいと香りで、舌と心が整う感じがしました。

次に6種類の副菜をダール・ライスと一緒に実食。
どれもこだわりを感じる色彩・味わいでしたね。
特に、単品ではピックルとカリーが私のお気に入りでした。

(写真左:ピックル、写真右:カリー)

次はDALINのプレートの真骨頂、「カレーの組み合わせ」です。
DALINのプレートは、一つ一つのカレーや副菜を順番に食べるというより、「自分で組み合わせを作る料理」という感覚が強い一皿です。
まずは単品で味を確かめ、少しずつ混ぜていくと、自分なりのベストバランス、いわば“黄金比”が見えてきます。

今回、個人的に気に入った組み合わせは2つありました。

1. コンボA(ガッツリ派):「カリー+ポリヤル」にダールとライス
ポリヤルのスパイシーさとお肉感に、カリーのスパイス感がしっかり感じられ、満足感のある味わい。

(写真左:カリー、写真右:ポリヤル)

2. コンボB(さっぱり派):「ピックル+プリセリ」にライス
ピックルのスパイシーさとプリセリの酸味が合わさって、さっぱりしつつ深みのある美味しさ。

(写真左:ピックル、写真右:プリセリ)

訪れた際は、ぜひ自分だけの“黄金比”を見つけてみてください。

サンバルで仕上げる、わたしだけの優しい味

追加したサンバルも印象的でした。

ナスやきのこなどの野菜が入ったスープで、どこかお味噌汁のような優しい味わい。
ほんのりスパイスを感じながらも、体に染み込むような穏やかな味です。
ライスと合わせると、さらに優しい食感になります。

ちょいスパ:南インドの味噌汁? サンバルという定番スープ

南インド料理でよく登場する「サンバル」は、キマメなどの豆と季節の野菜を煮込み、タマリンドの酸味とスパイスを効かせたスープです。日本でいうお味噌汁のような存在で、南インドの定食「ミールス」には欠かせない料理のひとつ。タマリンド由来のやさしい酸味が食欲を引き立て、野菜もたっぷり摂れるため、とても健康的です。
なお「サンバル」という名前は地域によって意味が異なり、インドネシアやマレーシアでは、唐辛子をベースにした辛味調味料(ペースト)を指すこともあります。
同じ名前でも、土地ごとに異なる食文化があるのが面白いところです。
参照:ハウス食品S&Bインドネシア総合研究所

ちょっと驚き‼️ピンク色のお水

入店後、提供していただいたお水は、少し淡いピンク色!!

これはパティムカムという抗菌性のある成分が入っていると教えていただきましたが、味はほとんど普通のお水と変わらず、見た目とのギャップが面白かったです。

ちょいスパ:ピンク色の秘密「パティムカム」

DALINで出されたお水は、ほんのりピンク色。最初は「どうしてこんな色なんだろう?」と思ったのですが、これは南インドで使われる パティムカム(Pathimukham) という木を煮出した水だそうです。
パティムカムは南インド・ケララ州で親しまれている植物で、マメ科スオウの心材。水に煮出すと自然に淡いピンク色になり、古くから 抗菌・殺菌作用を持つアーユルヴェーダのハーブ として使われてきました。現地では日常的に飲まれることもあり、抗炎症や抗酸化作用も期待されると言われています。食事と一緒に飲むことで、体を整える役割もあるそうです。カレーのプレートだけでなく、こんなところにも南インドらしさを感じられるのが、このお店の面白いところでした。

参照資料:【見た事ないもの買ってみた】薬効沢山ピンクの液体パティムガムケララ名物のアーユルヴェーダドリンク!ピンクウォーターの作り方

店長さんとの会話で感じた、人柄と情熱と

DALINさんは、バーを間借りして営業しているカレー店。
夜とはまったく違う雰囲気の中でランチを楽しめるのも、このスタイルならではの魅力です。

この日はちょうど私しかいなかったこともあり、店長さんとゆっくりお話をすることができました。
なぜ食とスパイスにこだわるようになったのか、将来に向けた夢など、たくさんのエピソードも聞かせていただき、エネルギーをいただくことができました。

最後にはデザートの「黒豆のスパイス煮」までサービスしていただくという、嬉しいサプライズも。

温かいおもてなしに心がほぐれる、そんな時間でした。

次に訪れるなら「ビリヤニDAY」

6種の副菜を混ぜ合わせながら、自分だけのベストバランスを見つける楽しみが詰まった健康的なプレート。
見た目の彩りも美しく、思わず誰かに話したくなるような一皿でした。
それでいて、体に優しいだけではなく、しっかりとカレーとしての美味しさも感じられるのがこのお店の魅力。

食後は身体も心も軽やかに、満足感たっぷりでした。
下井草・井荻で、体に優しいスパイス料理を存分に楽しめる一軒です。
お店では日によって「ビリヤニDAY」という限定メニューの日もあるそうです。
今回のプレートは最高に楽しめましたが、次に訪れるならビリヤニの日にも来てみたいと思いました。

ごちそうさまでした😋

DALINはこんな人におすすめです
 ・南インド料理のミールスが好きな人
 ・副菜を組み合わせながら、自分だけ“黄金比”を探す楽しさを味わいたい人
 ・体に優しいスパイス料理で、ゆったりランチを楽しみたい人

店舗情報

店名:DALIN
住所:東京都杉並区下井草4-32-18
アクセス:西武新宿線 下井草駅 徒歩約4分/井荻駅 徒歩約8分
営業時間:11:00〜15:30(L.O. 15:00)
定休日:木曜日
支払い方法:現金、PayPay
インターネット情報:Instagram dalin__49

📍 Googleマップで場所を確認

西武新宿線 西武新宿線の記事を読む スパイスカレー スパイスカレーの記事を読む 南インド・スリランカカレー 南インド・スリランカカレーの記事を読む

コメント